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ビンディングペダル&シューズ

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自転車をこぐときに、靴とペダルを一体的に固定するために使用します。シマノからはSPDやSPD-SLという商品が販売されています。

専用のシューズにクリートと呼ばれるプラスチックのパーツを付けます。(消耗品)これと、SPDペダルがはまるようになっていて、足とペダルが一体となります。

SPDは自転車から降りた後も多少歩きやすくなっています。
SPD-SLは靴の底にクリートと呼ばれるプラスチック部品が大きく盛り上がるため、非常に歩きにくいです。

ペダルと靴を一体化することで、引き足が使えるという説明がされることがありますが、実際には引き足(ペダルを持ち上げること)で筋肉を使うことはありません。一番の目的はペダルを漕ぐのに効率的な位置に常に足を固定することで、効率的なペダリングができることを目的にしています。

ママチャリと違って、ロードでは足の真ん中よりもつま先に近い部分で漕ぎます。また自転車のペダルは漕ぐというよりも回すという感じが近いです。

クリートをはめるときは、上から押しつける、外すときは足首を外に回転させて外します。

SPDを使うと良いことばかりみたいですが、初心者はかならず最初はこけます。自転車が倒れても足が付けないからです。
これを避けるためには、必ず自転車が完全に止まる前にクリートを外しておきましょう。

グレード

1980年代に小学生を過ごした男であれば、当時のミニ四駆ブームを覚えているでしょうか。買った時についているホイールやモーターベアリング等は一番低グレードのものが付いていて、お小遣いを貯めてグレードアップすると速い自分だけのマシンになります。

この豪華版であり、カスタマイズ可能で、自分で乗ることができるミニ四駆がロードバイクであると言ってよいでしょう。

基本的にはこの7点セットを言います。
クランクセット
ボトムブラケット
変速レバー&ブレーキレバー(STI)
ブレーキ
前後変速機
スプロケット

これを表すように、シマノではロードバイクのパーツのレベル(コンポーネントと呼ばれている)に5段階のレベルを用意しています。

DuraAce 10段 16万円台前半
Ultegra 10段 9万円台後半
105 10段 7万円台前半
Tiagra 10段 4万円台前半
SORA 8段 3万円台前半

残念ながらパーツごとの互換性はミニ四駆ほどありませんが、Tiagra以上のパーツではほぼ互換性があります。(例えば基本は105で組んでブレーキだけデュラを使用するということも可能。)


シマノにはライバルのカンパニョーロ社は6段階のグレードを設定しています。

レコード 34万円台後半
コーラス 24万円台後半
ケンタウル 18万円台前半
ヴェローチェ 11万円台前半
ミラージュ 7万円台後半
ゼノン 5万円台後半

新興のSRAM社も
RED
FORCE
RIVAL
APEX
を用意しています。

たとえば105で完成車を買い、その後少しずつパーツをグレードアップしていったり、思わぬ副収入が入ったときは、シマノからカンパニョーロに変えることで、自己満足を満たすことができます。

(たか)

心拍計

心拍数を計る器械。
マラソン用などこの機能単独でも買えるが、
速度計、ケイデンス計が一緒になったものが便利。

最近はそれにGPSも付いたものがガーミンなどから販売されています。

【利用法】
一般的には、220-年齢という最大心拍数を目安に運動強度を決めてトレーニングする。

ホイール

【R500】
シマノより発売されている廉価ホイール。
10万円台の完成車を買うと、初めについていることも多い。
見た目はプラスチックで安っぽく、重量も重い。

【Ultegra】
自転車はフレームがいくら各メーカーのフラッグシップモデルであっても、ホイールが悪いとぜんぜん速く走ることはできません。
50万のフレーム+R500であれば、10万のフレーム+アルテグラの方が走れます。6600番まではクリンチャータイヤ用でしたが、6700からはクリンチャー/チューブラー兼用になってしまいました。

【Dura】
コンポーネントと同じく、ホイールにもクラスがあり、シマノの誇る最高峰のホイール。お友達に借りて乗ったフィーリングでは、アルテグラに良く似ており、+非常に軽く回転も良い。

【Zonda】
Ultegraを3年乗って、ホイールのリムが磨り減ってきましたので、買ったものです。シマノのライバルカンパニョーロから発売されています。近年のユーロ高もあり、アルテグラの国内価格とほぼ同等で買うことができました。(性能もほぼ同じでしょう)
シマノに比べてカンパのものは回転がヌルヌルしています。
6600アルテグラが摩耗し、次も6700アルテグラを検討しましたが、こちらZondaはクリンチャー専用と、クリンチャー/チューブラー兼用の2パターンで販売しているので、こちらを買いました。やっぱりヨーロッパはマーケティングが上手いですね。

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