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自転車通勤・2

前回「しかしいつまでも、そううまくはいきませんでした・・・」と書いたのはどういう事でしょうか?

これはダイエット目的で自転車通勤を始めた人が、多分陥るであろう最初の落とし穴の話です。

最初の頃こそ、面白いように痩せていきますが・・・
自転車通勤を続けていると当然自転車に乗ることに馴れ、フォームは滑らかになり無駄な力を使うことも減り、今までよりも少ない力で早く目的地に着く事が出来るようになります。

これすなわち同じ距離の移動で、消費カロリーが減るという事です!!
苦労が始まるのはここからです!
自転車に乗った後の、たらふく食べる美味しいご飯ともお別れです・・・

何のことは無い。
自転車と言う運動にも、一般的なダイエットと同じような摂食が不可欠なのです。

レースに出て好成績を狙う人はなおさらでしょう。
競馬の騎手と、とても似ているかもしれません。

結局継続的に痩せる事を目的とする人には、楽な手段はないのです。
これは私にとって今も越えられない山として立ちはだかり、一番の悩みの種です。

ふじ

初心者の始め方~いよいよ自転車通勤

いよいよクロスバイクが家にやってきました。
ヘルメット、前照灯、テールライト、チェーンロック、パンク修理道具、携帯ポンプ、グローブなども購入し準備は万全です。
いよいよ明日、ぶっつけ本番で自転車通勤のスタートです!

私が自転車通勤を始めたのは11月で、寒くなり始めた頃でした。
当然ウェアの知識も無く、下はタイツの上にジーンズ、裾はバンドで留める。
上はコットンのロンTの上にフリース、ウィンドブレーカーというものでした。

通勤は杉並区から江東区までの片道20km。
かなりの余裕を持って家を出たつもりが結局遅刻ギリギリでした。

普段車で都内を走っていると全く気にならなかったのですが、いざ自転車で走るとこんなにも坂が多いのか!と驚きました。
また交差点が全てガードレールで囲まれていて、歩道橋はあるけど横断歩道が無いなど、思わぬ所で時間を取られます。
今でこそ完全に最短ルートを憶え、信号の変わるタイミングまで頭に入ってますが、馴れるまでは結構苦労しました。

会社での着替えですが、幸い私の勤める会社は制服があるので、通勤でかいた汗もタオルで軽く拭いて着替えるだけで問題はありませんでした。
問題は夏季でしょう。


さて問題の1日目はなんとかクリアして順調に?自転車通勤はスタートしました。
翌日も翌々日も自転車通勤を続け、1週間が過ぎました。
自転車通勤を初めて始めた人は、まずここが1回目のターニングポイントになるのではないでしょうか?

最初の1週間、私は通勤だけで体力を使い果たし1日中フラフラで、とても仕事どころではありませんでした。
しかしここをすぎれば、少しずつですが体が慣れて来ます。
3ヶ月を過ぎる頃には、苦痛と感じる事は無くなるでしょう。

そしてこの頃から体に変化が現れます。
面白いように体重が落ちていきます!
体を動かしているので食べる量は増えるのですが、それでも体重はみるみる減っていきます。
私は10ヶ月で5kg痩せました。

心肺は鍛えられるし、電車賃は浮くし、体重は落ちるし良い事ずくめです。
しかしいつまでも、そううまくはいきませんでした・・・

ふじ

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