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2010 日の出町ヒルクライムミーティング

今日は初めてのひとりで参加のレース。
初めてのヒルクライムレース。
会場は杉並から約55km離れた日の出町。
ウォーミングアップと経費の節約をかねて、自走で参加。
ちなみにエントリー料金が安く、運営の家庭的で暖かな雰囲気が好きで、現在では継続的に参加している。

3:15起床。
朝食はクリームチーズぶどうパン1ヶ、シリアル、ミルク、プロテイン。
便意はあるのだが、頑固なウンコで出る気配なし。
一時間トイレにこもるが、結局出ず。(後の経験によりプロテインを少量の水分のみで摂るとなりやすい。固形物と多量の水分を同時に摂った方が自分の場合良いようだ。今日の場合は前日のプロテインの摂りかたが原因だと思われる)

最悪の体調でテンションはダダ下がり。
準備した補給食はドリンク(ポカリ+VAAM)850ml、ミニ羊羹1ヶ。
やる事はいつものツーリングと同じなので、特に気は使わない。(自走で往復120km程)

5:10出発。
道中かなり飛ばしたが10分の遅刻、ギリセーフ。
糞づまり感一杯なのと、体力使ってクタクタなのとで、やる気ゼロ。
望みをつなぐために、再びトイレにこもる。
ついに出た。気持ちも上向きになってくる。
自分の出走まで時間はあるので(自分は2組目、全部で3組)、体力の回復に努める。

スタートはローリングスタート、人数は40人位。
最初は緩めの上りで、いきなりのハイペース。
自分のサイコンは32~33kmだったが、集団とはアッというまに差が開く。
先頭は30km後半~40km出てるものと思われる。

このままではもたないのは明らかなので、自分のペースをキープする事に集中する。
自分の感覚では、この時点で最下位近く。

緩斜面が1番距離的に占める割合が大きいが、中斜面のあとの急斜面が、かなりのクセ者だ。
中斜面にさしかかるとペースが落ちてくる人もちらほら。
3、4人抜かす。

急斜面になると、さらに人が落ちてくる。
自分はダンシング6割、シッティング4割。
かなり苦しい。
苦しいが自転車を降りたいと思う程ではない。なんとか凌ぐ。

心の折れそうなポイントと、ラストスパートをかけるポイントは、下見でチェックしておいた。
ゴール前の平坦に近い緩いのぼり、ここだけは残った力を振り絞り、いつ倒れても良い覚悟でペダルを踏む。
力をキッチリ使いきってゴール。実力は出せたと思う。
悔いはない。

*スタート2組目内28/43位
*総合63(66に後に修正)/109位

*改善すべき点*
・回転でスピードを出すペダリングの習得。
・一定の出力を、一定時間キープできるスタミナ。
・心肺機能の強化と軽量化。

当たり前すぎる事ばかりだが、それをはっきり強く自覚できるから、レースに出る事は意味があると思う。


【備忘録として】
帰りは余力があり、信号間35km~37km/hを維持できた。(景品のえびセンベイが効いたのかな?)
そして坂が続く所で、上りでスピードは落ちたが、登りきったあとも休むことなく30km/hまで上げ戻し巡航できた。若干だがペダリングの使い分けができている?
自分なりにパワーはついているようだ。
継続は力なり、さらにガンバロウ。
総走行126km。

ふじ

自転車通勤・2

前回「しかしいつまでも、そううまくはいきませんでした・・・」と書いたのはどういう事でしょうか?

これはダイエット目的で自転車通勤を始めた人が、多分陥るであろう最初の落とし穴の話です。

最初の頃こそ、面白いように痩せていきますが・・・
自転車通勤を続けていると当然自転車に乗ることに馴れ、フォームは滑らかになり無駄な力を使うことも減り、今までよりも少ない力で早く目的地に着く事が出来るようになります。

これすなわち同じ距離の移動で、消費カロリーが減るという事です!!
苦労が始まるのはここからです!
自転車に乗った後の、たらふく食べる美味しいご飯ともお別れです・・・

何のことは無い。
自転車と言う運動にも、一般的なダイエットと同じような摂食が不可欠なのです。

レースに出て好成績を狙う人はなおさらでしょう。
競馬の騎手と、とても似ているかもしれません。

結局継続的に痩せる事を目的とする人には、楽な手段はないのです。
これは私にとって今も越えられない山として立ちはだかり、一番の悩みの種です。

ふじ