失われた聖櫃(アーク)を探して〜エジプト編

1/31(アジスアベバ→カイロ→聖カトリーナ)

カイロに朝到着。
空港→タフリール広場までバス(2PE)で出て、そのままトルゴマーンバス停から聖カトリーナへ(PE40)。
 

エジプトポンドは1PE=21円位です。10時カイロ発→18:30頃、真っ暗な聖カトリーナへ到着で、この地区へ入場するのに17.5PE払う。シナイ半島のベドウィン族のこととかなんにも知らないが、ベドウィンが経営しているホテルに泊まる(30PE+夕食5PE)。夕食はテントの下でキャンプファイヤーしながら、イギリス人、ドイツ人、カナダ人とゲームしながら食うが、外はものすごく寒い。洗濯物を干していたら、朝には凍り付いていたので、氷点下です。希望すれば外のテントで寝れますが、寝ていた韓国人もいましたが、毛布一枚で無謀です。無頼は部屋にあった毛布5枚を使って寝ていましたが、寒くてどうしようもなかった。


2/1(聖カトリーナ→スエズ→ルクソールへ)
 
 

ガイドを雇い、ラクダを雇えば、夜にシナイ山に登り、ご来光が見える仕組みらしいですが、午前7:00に登頂開始。登り3時間、下り2時間、本格的な登山です。スエズ行きのバスが13:00発なので、急いでチェックアウトして、バス停も、またまた理由なく急に欠航。待てと言われて待っていたら、村人がミニバスを仕立てて、とりあえず聖カトリーナとスエズのクロスロードまで行った(20PE)。そこの検問所で聖カトリーナからのみんなと30分くらいかかって車をヒッチハイクし、車でスエズの検問所まで(10PE)。みんなほとんど英語話せないが、無頼にタバコを勧めてきたり、仲良くなった。そこでみんなとはお別れだったが、ミニバスを捕まえてもらった。どうやら行き先が違うようで、乗客全員が降りたところで、長距離バスのバスステーションまで連れて行ってもらった(15PE)。エジプトに来たとたん、英語が通じず、ドライバーと話すために、英語を話せる人を探して無理矢理バスに一緒に乗せて、通訳させてた。バスステーションには19:00着。このミニバスのドライバーが15PE払ったからか、親切にバスチケット取ってくれた。どうやらバスの座席は満杯だったが、きっぷ売ってる人に賄賂を10PE払い、なんとか20:00発のルクソール行きに乗れた。(当然のことならが、座席はダブルブッキングで、座れない人が続出。)バス代自身は45PE。
 

晩飯のターメイヤサンドイッチ


2/2(ルクソール)
 
ルクソール6:30着。結局バスに10時間半もいたが、イスは壊れているし、しかも暖房が入っていないので、ものすごく寒い。安いが、飛行機の空間より不快なので、全くお勧めしません。スエズのバスステーションからはミニバスが市内まで走っていますが、もう衰弱して、一刻も早くホテルに着きたいので、タクシーに。エジプトのタクシーはぼったくりが有名ですが、20PEで決着(これでも高い)していたら、ルクソール中心部までは20PE、そこからホテルまでは+60PEだとか途中でヌカす。ホテルについてからもしつこいので結局30PE払い帰ってもらった。ホテル55PE×2。ガイドブックよりかなり高い料金だが、交渉する力も失せてそのまま払い、午前中は寝て過ごす。午後〜はカルナック神殿(50PE)見学。
エジプトは物価が安くて(エチオピアよりも安い)、ジュースとかご飯がとても美味しくて幸せ。
2/3(ルクソール)

ルクソール西岸の王家の谷へ。
 
フェリー往復2PE。
自転車レンタル15PE。
ここでもガキがかなりしつこく自転車貸そうとしてきます。こいつから借りなかったのだが「マリファナどう?」だって。
ツタンカーメン王の墓80PE。
ツタンカーメンの墓は一番高いですが、見所なし。単なるぽっかり空いた地下室でして、2分で見学終わります。
途中からひどい砂嵐で、午後は早々にホテルに引き返す。
なお、王家の谷で、自転車を駐車場に止めているわけですが、ツーリストポリスが、俺が見てやっていたから2PEだとしつこく、値切っても無理。警官が旅行者に金を要求する国っていったい。


2/4(ルクソール→アスワン)
 
エレファンティネ島 ナイロ・メーター クヌム神殿
アスワン行き7:00の電車が遅れ、9時まで待つ(35PE)。12時半頃アスワン着。そのまま駅で、ワゴン・リー(寝台列車)のカイロ行きの切符を買う($60)。ホテルに電話したが、今日だけ空きがあるとのことで1泊(35PE)。アブシンベルツアー(50PE、入場料別)に申し込み、次の日の午前3時に起こしてくれるとのこと。一休みして、昼食とって、エレファンティネ島へ。ここのクヌム神殿が素敵。地元民は片道1PEのフェリーだが、5PE請求される。文句を言うが、英語が通じないので諦めた。エジプトはこんなことばかりだった。物価はルクソールよりやや高め。
2/5(アスワン→アブ・シンベル→アスワン)

朝の三時に起こされる。真夜中にドアを叩くから何事かと思ったら、アブ・シンベルツアーに呼ばれた。チェックアウトもしなくてはいけないのに、荷物もまとめてないので、急いでまとめて、スーツケースだけフロントに預ける。帰ってきてから取りに来れば良いとのこと。エジプトも冬の朝はとても寒いし、特にバスの中が暖房効かず、隙間風のせいで寒い。昼は日差しが強烈だけど、それでも湿度がないから、木陰に入れば涼しい。

アブ・シンベル着午前7時(80PE)。
 
高いし、あんまり面白くない。

アスワンハイダム(8PE)。
タダの水たまりにお金を取る理由が分からん。

イシス神殿40PE+ツアー客みんなでボートをチャーターして、一人5PE。

電話して、今日の宿を予約したら、大丈夫ということで、行ったら満杯。ブラたん切れまくって、「電話に出たのは誰だ?満室なら、なぜ来いと言った?荷物運ぶのだって面倒だったんだ。お前は馬鹿か?」と言ったら、向こうも切れて、俺は馬鹿じゃないとか言い合いになったので、疲れていた無頼は相手をせず、次のホテルを探した(10PE)。移ったホテルは、オーナが通りまで迎えに来てくれて、フロントのにーちゃんも面白い奴(ムスリムだが酒飲み、日本人大好き。スケベ。)で、いいところでした。


2/6(アスワン→カイロへ)
 
ヌビア博物館(40PE)。ここに来て、強烈な食欲。エチオピアではまともな物が食えなかったから。エジプトは果物とか安くて、豊富でいいとこ。イチゴも100円で1キロ位買えた。水タバコとか、おみやげも重くなかったら買っていきたかった。
寝台列車は夜発なので、半日分(5PE)払い、チェックアウト。
 
 
寝台列車は良く眠れました。暖房もあるし、グッド。
2/7(カイロ)

カイロ着(実際はギザ駅)。ホテルかなり混んでいたので、10件くらい電話しまくったが、何とか確保。27PE×4なので、まあまあでしょ。部屋は汚いが、あんまり気にせず。この日の午後は少し怠かったので、どこも行かず寝てた。カイロは物価が高いのと、車が危ない。


2/8(カイロ)

朝からベニ・スウェーフへ行こうと、ギザ駅へ。この時期、エジプトは休暇期間なので、向こう10日間くらいは電車の切符が全くとれないとのこと。バスで行こうにも、ガイドブックに載っていたバスステーションは去年ムーニブに移動したとのこと。ムーニブに行くが、バス見つからず。道も渡れず困ったぞ。ベニ・スウェーフ行きのミニバスはあったが、外国人一人俺だけはぼったくられるの確実なので、諦めてホテルへ帰って朝食。午前中2時間位、考古学博物館へ(50PE)。あまりよく分からん。
一休みしてから午後はお散歩。コシャリはゲロまず。ファーストフードは高いし。ケーキを4コ買って7.5PEだったが、激甘。頭痛がするほど甘く、食べきれず捨てる。


2/9(カイロ)

朝からカイロ動物園へ(0.5PE)。なぜだか子供とかに囲まれ大人気。エジプトの娘さん達から一緒にご飯食べようとか誘われたり。珍しい動物見に来たら、日本人がいたからか?動物園自体はどこの国も似ているが、一つ違うのは、飼育係に賄賂を渡すと、動物に触ったり、餌をあげたりできる。は虫類館に入るのに別に0.5PE必要だったが、ちょっとしょぼいところがエジプトスタンダード。
午後はコプト博物館。その後フスタートの遺跡を見ようと、オールドカイロをさまよい、3時間くらい歩いて一周し、ようやく遺跡にたどり着いた。
逆回りすれば30分しかかからないです。フスタートには大きな公園や、カイロランド(ミッキーマウス無断使用)なる遊園地がありました。


2/10(カイロ)
 
 

ファラオ村へ(144PE)。まあまあかな。ちょっとしょぼめの、日光江戸村かと。タクシーは絶対に使わない主義なので、地下鉄駅から、ファラオ村まで30分くらいかかるのですが、街を歩いていたら、ガキ6人くらいにお金をせびられ、無視したら、石を投げてきました。彼ら以外い誰もいなかったし、エジプトといえども、人通りのないところは気をつけましょう。無頼は怒って追いかけ、石を投げたら、彼らが逃げました。
最後にお金ちょっとあったので、高級目のレストラン・フェルフェラというところで、伝統の鳩料理を食ったが超旨かった。色々頼んでそれでも1000円位だから、いいとこだ。


2/11(カイロ→成田へ)

朝飯も、昨日と同じフェルフェラで食う。昼までのんびりして、日本へ帰りました。
 
 

尊敬するハワード・カーター

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